電池ならし→選別

結構前に大人買いしたORION750HV×20パック。半分以上の12パックはYG氏に納品し、残り8パックの慣らしと選別がやっとこさ完了。
今回の慣らし方法について、ちょっと自分用にメモっておきます。

電池を起こす

買ったばかりの電池は未使用ではあるものの、どんな状態かわからない。

  • どれだけ寝てたの?(いつ生産されたの?)
  • おなか空いてるの?(どれぐらい容量残ってるの?)

なので、MH-C9000のCYCLEモードを使って、寝ている(かもしれない)電池をゆっくり起こしていきます。

MH-C9000の設定

  • 充電:800mA(1C)
  • 放電:400mA(0.5C)
  • CYCLE:2回

これだと1日1パックは起こせます。だいたい夜寝る前に仕込んで、仕事して帰ってきたぐらいには終わってたぐらい。昼頃には終わってたかもしれないけれど。欲を出すなら充電は0.5C、放電は0.2Cぐらいがいいかもしれないけれど、それだと時間がかかりすぎるので、今回はパス。

ここで放電容量を見てみると、大体730mAh〜750mAhで揃っていることが多いです。これだけ見ればこのまま使ってもいいんだけどねぇ。(理由は後述)

放電カーブを採取

放電容量だけ見るとパック毎に揃っているので、そのまま使おうと思っていたけれど、o-tech氏より放電器を借りることができたので、今回は放電カーブによるマッチングを企んでみた。ただし、放電カーブを採取するにも、条件を揃えた上で見てやらないと意味が無いので、DELCOM EXP2 のERモードで充電してから放電カーブを採取した。

DELCOM EXP2

  • モード:ER(定電流+リフレッシュ)
  • 充電:1400mA
  • デルタピーク:100mA

ちなみに充電前に放電はしてません。そこそこの時間で充電完了するので、充電完了後、アツアツの状態で放電器に投入して放電カーブを描写。

データを採取された電池32本。ちょっと多すぎたので、次回からは3パックずつにしよう(^^;

選別

PC側のソフトで放電カーブをcsv形式で出力し、仕事以外ではあまり使いたくないExcelでグラフを描写。放電カーブの形、電圧の落ちるタイミング等を考慮して、えいっ、やー、って感じで32本を8パックに分類。
放電容量だけ見るとすべての電池がほぼ同じ容量なんだけれど、放電カーブによる特性は全然違う。イイやつはすごく綺麗な形してるし、ダメなやつは開幕からがっくりするぐらい電圧が下がってる。
例えば、

new25〜new28は同一パッケージに梱包された電池で、MH-C9000でも同じような放電容量だったけれど、放電器にかけてみたらnew28だけワンランク下の電圧。このパックのままで走ると、ちょっとパワーの足りなさを感じたかもしれない。

new21〜new24も上記と同様だったけど、放電器にかけてみたらnew24のパワーの無さは別次元。パワーが無い分、ランタイムが稼げそうだけど。

選別した8パックは次回走行時にどんなものか確認してみよう。