Friday Night MINI-Z Race!! レポート

今日は以前より企画・告知させていただいていた「Friday Night MINI-Z Race!!」をタム尼にて開催させていただきました。平日週末の夜にも関わらず、私を含め9名(決勝のみ10名)という予想以上の人数での開催となりました。

タム尼の新コースとして定着してきた感があるレイアウトですが、今日は一味違ったようにも見えたりします。今日このコースレイアウトを一番走りこなすのは誰となるのか。

前回の1on1バトルでは先行車のタイミングでバトルスタートとなっていましたが、今回は予選・決勝ともにスタンディングスタートを採用しているため、おーたに氏お手製のスタートシグナルがレース開始の合図となります。個人作成にしてはよくできてますねぇ。
レース開始前に各ドライバーのピットを覗いてみましたが・・・

KFJ氏は直前までマシンとシャーシの選択に悩んでいたようです。
さて、予選が開催される時間に近づいてきたようです。レポートなのでMIS風にいきましょう。^^;(敬称略です)

予選

予選は2グループに分かれ、5分間走として周回数により決勝メインへの振り分けが行われる。予選で安定して周回数を重ねることの大切さを、各ドライバーが味わうことになる。

予選第1グループ

予選第1グループは次のドライバーで周回数を争うことに。

1stグリッドは言わずとしてた「初音レーシング」のプレイングマネージャーことESER。新レイアウトとなってからの走行は2回目であるが、本日は早めの現地入り&重装備で愛車ムルシェラゴの新レイアウトへの最適化を試みていたようだ。

2ndグリッドは最近伸び盛りなYone。SC430の機動力を生かし、上位に食い込むことができるか。

3rdグリッドは唯一のAM基盤を自在に操るモリ。ラテン系のノリで軽いジョークを飛ばしつつ颯爽と走るGT-R2008は、今日どのような走りを見せてくれるのか。

4thグリッドはこの日のためにNewカラーのSC430シェイクダウンしたヤマモト。過去にタム尼でもコンデレ受賞経験のあるそのボディは、見るものすべてを引き付ける出来栄えだ。新レイアウトでもプラクティス同様のダンディズム溢れる走りができるかどうか。

5thグリッドからの発進はコマツバラ。過去に見たNSXでのフリー走行では、かなりレベルの高い走りをするという印象を受けた。電飾仕様のムルシェラゴでの参戦は、多くのドライバーが関心を寄せるところだ。

スタートシグナルの合図とともに予選1グループ目の5分間走がスタート!各ドライバーはロングディスタンスでのタイヤ&バッテリーのマネジメントの難しさを体験することとなるが、序々に路面コンディションとマシンコンディションを考えた走りに収束されていく。ヤマモトのSC430は早々に独走態勢を築き、追従を試みるESERの想いはムルシェラゴへわずかに届かず。モリのGT-R2008は安定したドライビングに徹しすぎたようだ。コマツバラのムルシェラゴは中盤に繰り広げられたバトルに敗れ後退する形に。このあたりはバトルの経験を積み重ねる必要がありそうだ。YoneのSC430はレース序盤にステアリング系に異常をきたしたようで、順位を大きく後退してしまった。1位ヤマモト(22周、5:14:16)、2位ESER(21周、5:04:53)、3位モリ(21周、5:13:91)、4位コマツバラ(20周、5:01:46)、5位Yone(18周、5:11:84)となる。

予選第2グループ

予選第2グループは4台ながら、なかなかの激戦が予想される次のドライバーで周回数を争うことに。

1stグリッドは最近「スランプ」という名の壁に行く手を阻まれている感が否めないKFJ。普段はドライブしないENZOで、何らかのきっかけを掴もうとする意気込みをマシンから感じる。

2ndグリッドは劇的な進化を遂げ始めたおーたにNSX。今回のイベントで彼が捜し求める今後のThemeが見つかるか。

3rdグリッドは豊富なセッティングノウハウと絶対的なドライビングスキルを兼ね備えたNSXを専門とするコボリ。今回はMR-03での参戦となる。新レイアウトによる路面のグリップ力上昇に苦しめられているようだが、下馬評どおりの結果を出すことができるか。

4thグリッドは初音レーシングのエースドライバーであるしゅんぱぱ。見た目はいつもの初音GT-Rであるものの、今回はMR-03での参戦となる。普段のプラクティスではコボリとの激しいバトルを繰り広げているだけに、予選でのコボリとのバトルをギャラリーは期待しているようだ。

イタクラ道場師範代の管理下に置かれたスタートシグナルにより予選はスタート!普段は短期決戦を仕掛けるKFJのENZOだが、序盤でミスを繰り返す。おーたにのNSXは安定して周回数を重ねるものの、半周以上先を行くコボリ/しゅんぱぱには届かず。一部コボリとしゅんぱぱによるバトルが繰り広げられるも、転倒を恐れず果敢に攻め続けたコボリに分があったようだ。1位コボリ(22周、5:07:57)、2位しゅんぱぱ(22周、5:12:37)、3位KFJ(21周、5:06:95)、4位おーたに(21周、5:10:16)となる。

決勝

予選の結果により、ドライバーは各決勝メイン(Aメイン/Bメイン)に振り分けられる。20周を先に走り抜けたドライバーが本レースの勝者となる。

決勝Bメイン

現地入りが遅れたヤギが自慢のSC430で参戦することで、決勝Aメインへの勝ち上がり2枠を6台で争うことになる。

BメインのPPから発進するのはミスターアグレッシブことKFJ。ENZOの熟成は期間的に難しいものの乗りこなしているようだ。

2ndグリッドからは予選で安定を選択したために周回数がわずかに足りなかったおーたに。何が何でも勝ち上がり枠を勝ち取る必要がある。

3ndグリッドはモリの操るGT-R2008。予選によりリズムに乗ってきたようで、調子は右肩上がりのようだ。

4thグリッドからの発進はコマツバラ。予選では発揮できなかった潜在能力を解き放つことができるか。

5thグリッドは予選でステアリング部のトラブルにより一抹の不安を覚えたYone。普段どおりの走りができれば十分に上位を狙える。
6thグリッドからは現地入りが遅れたヤギはSC430をドライブする。当人のバイオリズムとマシンの調子が連動しているようで、本日は走れそうな雰囲気が漂ってくる。彼はイタクラ道場の門下生であるが、本日のレースでは(マシンの調子が出ずに出走できない)師範代の代わりを勤めるが、その重圧は並大抵のものではないだろう。

決勝Bメインはシグナルとともにスタートするが、スタート時の混戦状態を巧みに抜け出した「遅れてきたエース」ことヤギの独走状態に。この姿にはイタクラ師範代も納得しているようだ。追従する形でモリ/オータニ/KFJの激しい2位争いが繰り広げられ、マーシャルを担当するドライバーたちからも応援と歓声の声があがる。この激戦を制したのはAM基盤の使い手であるモリだ。おーたにおよびKFJは2位争いの際に手痛いミスを重ねてしまい後退。1位ヤギ、2位モリ、3位おーたに、4位KFJ、5位コマツバラ、6位Yoneとなる。

決勝Aメイン

勝ち上がりを決めたヤギ、モリを含めた6名による決勝Aメインが幕を開ける。

決勝AメインのPPは予選で圧倒的な速さを見せたコボリNSX。このままポールトゥウィンとなるか。

2ndグリッドは初音GT-Rを駆るしゅんぱぱ。MR-03のポテンシャルは十分に出せていない状態だが、ギャラリーの期待に応える走りができるか。

3rdグリッドはここ1番では速さを見せるヤマモトSC430。自他共に「今日は乗れている」ようだ。

4thグリッドからはESERの鏡音ムルシェラゴ。マシンの状態が新レイアウトに最適化された状態であれば、その戦闘力は計り知れないものとなるのだが。
5thグリッドは決勝Bメインからの勝ち上がり枠を圧倒的な速さで勝ち取ったヤギ。その姿をレポート用に撮影できなかったことに悔いが残る。

最終グリッドからはモリ。彼の想いは前2走で完全にマシンに届いている。後はリズムに乗って結果をだすだけのようだ。

決勝Aメインはスタートとともにロケットダッシュに成功したコボリの独壇場となる。追従を試みるしゅんぱぱの初音GT-Rはギア比の関係からか、動きにキレが見られない。ヤマモト、モリ、ヤギ、ESERは先行するコボリNSXに周回遅れにされまいと必死の抵抗を試み・・・想い半ばにして一刀両断されることとなった。1位コボリ、2位しゅんぱぱ、3位ヤマモト、4位モリ、5位ヤギ、6位ESERとなる。*1

最後に

平日の開催ではありましたが、参加いただけた多くのユーザに楽しんでいただけたようで、ほっとしております。参加いただけたすべてのドライバー、および、私のワガママな企画に尽力を尽くしていただいたTamTam尼崎店さん、店長さん、副店長さんに感謝します。そしてお疲れ様でした。
前回、今回とTamTam尼崎店という場の中で私設ではありますがイベントを企画・実行することで、共通の趣味を通じて交流を深めることができました。大人の事情により、今後しゅんぱぱが主導でイベントを実行することはないと思いますが、なるべく多くのユーザが楽しめるよう企画だけは提案していきたく考えております。

みんな顔を隠しているのはネタですよ^^;
それでは・・・おっ、もう26時か^^;おやすみなさい。

*1:3位〜5位の結果を失念してしまったため、参加者の方で覚えておられる方がいれば、ご指摘願います^^;